別居なう

ワンオペ女親の日常

でっかい病院では受付でiPad配ったらいいんじゃないかなという話

病院の医事課でパートをしていて思う。こんなに医療従事者以外の人員を配置せずに受付でiPadでも配ればいいやないか…と。ちなみに、ただの素人の思いつきです。

 

  • まず診察券と保険証を機械にとおす

来院したらみんな再来機みたいのでだいたい受付するだろう。そこでiPadを受け取る。忘れた人は再来機の画面で個人情報を入力し、一致すればiPadが受け取れる。保険証にはお薬手帳的な情報も全て網羅されていることにする。というか、マイナンバーではやくこれをやってほしい。はやく保険証と一体化してペーパーレスにしてくれ。

 

  • iPadに各人の本日のスケジュール、現在の待ち時間などが表示される

今日はひとつの科だけかかるのか、併診なのか、検査はあるのか、などを全てiPadが表示してくれるのだ。音声と字幕で「最初の予約は内科9時〇〇先生です。診察前にレントゲン撮影があります。場所はこちらです」と案内がでる。そして診察までの推定待ち時間、順番が近づいた際はバイブレーションで知らせてくれる機能がついている(フードコートみたいに)。

ちなみにiPadにはそれぞれ位置情報を取得でき、不在の患者の場所がすぐわかる。

 

  • 診察に呼ばれたら、iPadを看護師にわたす

診察室にて看護師にiPadをわたす。ドクターズクラークでもよい。診察終了後、iPadを返してもらって会計窓口や次の予約の科へ行く。院内処方のものは薬局でiPadを渡して処方してもらう。

 

急患や具合が悪くiPadを持てない人は別だが、予約できてる患者はだいたい持てるのではないか。操作は難しくなく、文字も大きくして見やすくする。

 

アナログな病院に勤めている

私がいる病院は地域の総合病院的なポジションであるが、アナログぶりにびっくりする。まず、カルテが紙だ。びびった。それを診察室に人の手で順番通りに運ぶのである。意味がわからない。併診の時など、カルテを他の科まで取りにいかなくてはならない時がある。運ぶ時もある。この時間て無駄だよなア…としみじみしてしまう。AIが仕事を奪うと言われているが、奪ってもらって結構という感じである。検査の案内や併診時の時間調節(大抵予約時間より大幅におまたせしてしまう。そこで他の科の混み具合と順番を確認し、効率的に回れるようにする)など、機械がやってくれれば喜んで仕事を譲りたい。人の手でやるからミスとかも起こるのであって、電子カルテの導入を願うばかりだ。まあ人件費の方が安いんだろうね。せめてカルテだけでもお願いしたいところだ。